診療支援ツール RS_Base

頻用している糖尿病患者さんへの説明グラフです。ここでは、HbA1cと体重を表示しています。データの組み合わせはセット登録してワンクリック表示です。

上部に薬歴のバーが表示され、くすりの変更とデータの関連が一目で分かります。下部にはイベント表示ができ、その方の治療の大きな転換や健康に関係したイベントを表示させておくことができます。また、BMI22、25、30のライン表示もされ、体重を意識した説明も分かりやすく出来ます。

レントゲン画像は、デジタルレントゲン装置の端末での診断が基本ですが、RS_Baseに転送し、こちらのDICOMビューアでも表示出来ます。比較表示などの際に便利です。DICOMビューアは3種類使用可能です。

超音波診断装置からワンボタンでRS_Baseに動画、静止画が取り込まれ、すぐに表示出来ます。過去画像との比較に加えて、正常例との比較表示も可能な設定になっています。動画は、容量が小さく表示が高速な圧縮形式としています。

心電図は、数社の心電図ビューアがRS_Baseからワンクリックで立ち上がり表示出来ます。ここでも、過去との比較に加え、正常との比較も可能です。

他院に依頼して検査した、あるいは紹介時に提供されたCTやMRI画像は全てRS_Baseに取り込み保存しています。取り込み用のソフトが用意されています。ただ、最近は2000スライス以上という非常にファイル数の多いデータをいただく事もあり、見返す際に時間がかかります。

このDICOMビューアでは、RS_Baseと連携して、初回閲覧時にキー画像を登録しておけば、後にキー画像のみを表示させる機能があり、繰り返し見る際に便利です。

RS_Baseは、電子カルテでは無いですが、強力な紹介状作成機能があります。紹介先のワンタッチ入力、紹介状内への画像表示、紹介状へのワンタッチ処方転記、サマリー転記機能など。